ジ・オフィス シーズン2エピソード1「ダンディーズ」
ついについにシーズン2です!
空気が読めないし差別的な発言もするし嫌な仕事は部下に押し付けるし・・・なんだこのキャラクターは!?という感じのマイケルもシーズン2からは少し人間味があって共感できるキャラクターとして描かれています。
それに、マイケル役のスティーブ・カレルの見た目もなんだか変わった!?と思った人もいるかもしれません。そうなんです。パム役のジェナ・フィッシャーとアンジェラ役のアンジェラ・キンジーのポッドキャスト “Office Ladies” によると、
・映画「40歳の童貞男」のために痩せた
・シーズン1ではイギリス版The Officeの主人公を模してテカテカな質感のオールバックの髪型にしていたが、シーズン2からは少しふわっとさせた髪型に変えた
とのことでした。シーズン2の方がずっと若々しく見えますね!
そして、このエピソード、スティーブ・カレルが主演して大ヒット作となった「40歳の童貞男」が公開された1週間後に撮影されたとのことです。共演者がいきなり映画スターになってしまったのです。
ちなみにスティーブ・カレルはThe Officeのキャスト全員を「40歳の童貞男」のプレミア試写会に招待したそうです。一緒に働く仲間を大切にするマイケルのキャラクターと重なります。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、今日のボキャブラリーです。
このエピソードでは、マイケルは毎年恒例の「ダンディーズ」と呼ばれる表彰イベントを開催します。
マイケルがダンディーズの目的について説明するトーキングヘッドより
You know, an employee will go home, and he’ll tell his neighbor, “Hey, did you get an award?”
And the neighbor will say, “No man, I mean, I slave all day. Nobody notices me.”
Next thing you know, employee smells something terrible coming from the neighbor’s house. Neighbor’s hanged himself. Due to lack of recognition.
いいかい、従業員が家に帰るだろ、それでご近所さんに「やあ、君は表彰をもらった?」って聞くんだ。
それで、そのご近所さんは言うんだ「いいや、俺は一日中あくせく働くだけだ。誰も俺に気づきやしない」
そのうち、その従業員はご近所さんの家からひどいにおいがすることに気づくんだ。そのご近所さんは首を吊ったんだ。誰にも認めてもらえなかったからさ。
slave あくせく働く
slaveという単語は、名詞で「奴隷」という意味もありますが、動詞では「(奴隷のように)あくせく働く」という意味になるんですね。
ついでにこちらのよく使われる表現もチェックしておきましょう。
next thing you know 気がつくと 気がついた時には そのうち
マイケルは従業員のためを思って開催していますが、当の従業員たちは仕方なく付き合っている様子。しかも今年は自腹・・・。
しかし、ダンディーズの会場のレストランで、他の客に野次を飛ばされ落ち込むマイケルを見ると、少し同情しちゃいますね。マイケルが物を投げつけられた時のジムの表情が秀逸です。自分たちが悪口を言うのは構わないけど、他人には馬鹿にさせない、そんな表情でしょうか。
場がしらけかけた時に、泥酔したパムが思いがけず盛り上げ役になったり、この辺からパムとマイケルの密かな友情がちょいちょい描かれていくようになります。お互いが落ちてる時にそっと味方になるような存在になっていくのです。
そしてそして、ジムパムの関係性も気になる展開を予感させますね!
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