The Office S2:E8 “Performance Review”より | To what do I owe the pleasure?: どういう風の吹き回し?

The Office(ジ・オフィス)

ジ・オフィス シーズン2エピソード8「勤務評定の日」

本日のボキャブラリー

To what do I owe the pleasure?

どういう風の吹き回し?

owe A to B で「Aに関してBのおかげをこうむる(AはBのおかげである)」という意味ですので、直訳は「私はこの喜びを何のおかげにこうむっているんだ?」という意味です。

誰かが訪ねてきたときに使われる表現で、文字通りその訪問を喜ぶと同時に理由を知りたい場合と、喜んでいないけど皮肉で言う場合もあるそうです。

参考)
【To what do I owe the pleasure?】はどういう意味ですか? – 英語 (アメリカ)に関する質問 | HiNative
https://hinative.com/ja/questions/11291032

さて、この表現が出てくるシーンを見てみましょう。

前回のエピソードで、大口顧客との会食で契約を取れたジャンとマイケル。その喜びの勢いで駐車場でキスし、一夜をともに(離婚したばかりで精神的に参っているジャンの話を聞き寝落ちしただけらしいが)。

浮かれるマイケルは何度もジャンに電話したようで、やっと折り返しの電話がかかってきました。

Michael: Yeah.

Jan: Michael.

Michael: Jan! To what do I owe this pleasure?

Jan: Michael. I’m returning your many calls.

Michael: Well, hello to you, too!

マイケル: はい

ジャン: マイケル

マイケル: ジャン!どういう風の吹き回しだい?

ジャン: マイケル、私はあなたがたくさんしてきた電話に折り返しただけよ。

マイケル: やあ、ご機嫌いかが!

このエピソードの見どころは、ジャンとの関係にうきうきするマイケルと全力で拒否するジャンのやりとり(笑)

それから、マイケルがジャンからの留守電のメッセージを他の従業員に聞かせて、脈があるかどうか相談する姿ももはやかわいいです。女子か。それぞれの勤務評価のために呼び出したにも関わらず恋バナを始めるとか迷惑な上司ですが(笑)

ちなみに、冒頭でドワイトのバランスボールを割るいたずらをするジムですが、ジムを演じるジョン・クラジンスキーが割った瞬間驚いて思わず笑い出しそうになり瞬時にカメラに映らないようにする様子が見られます。1:07あたりのジムに注目です。


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