The Office S2:E9 “E-mail Surveillance” | Grasp at straws: 藁にもすがろうとする

海外ドラマで英語学習 The Office編 The Office(ジ・オフィス)

ジ・オフィス シーズン2エピソード9「メール監査」

本日のボキャブラリーはこちらです。

grasp at straws
藁にもすがろうとする
どんな機会にもすがろうとする

このフレーズが出てくるシーンを見てみましょう。

オフィスでたまたま耳にしてしまったドワイトとアンジェラの会話から、二人が付き合っているのではと疑い始めたパム。もちろん、仲良しのジムにも報告します。

そしてその夜、ジムの家で開かれたBBQパーティー。パムはフィリスにドワイトとアンジェラについて何か知っているか聞こうと、「何かオフィスでのロマンスについて聞いてる?」と尋ねます。ところが、フィリスはてっきりジムとパムのことを聞かれていると思ってしまいました。同僚からジムとのことをそんな風に見られていると知ったパムは、恥ずかしくなります。

そしてその後、カラオケ大会が始まり、隣に座ったジムに「“サイドプロジェクト”(ドワイトとアンジェラの疑惑の調査)はどう?」と聞かれます。

Jim: Oh hey, how’s your new side project going?

Pam: Oh yeah I gave that up.

Jim: Really?

Pam: Yeah, it turns out I was, um, just grasping at straws.

ジム: やあ、そういえば新しいサイドプロジェクトはどう?

パム: ああ、あきらめたの。

ジム: ほんとに?

パム: うん、藁にすがろうとしてただけだったみたい。

パムはこの会話の直後のトーキングヘッドでカメラクルーに向かって、「二人がよく一緒にいるからって付き合ってるとは限らないわよね、ただの友達かもしれないし」と説明します。自分とジムはあくまでも友達、ドワイトとアンジェラもそうかもしれない、と。

(実際のところは、ドワイトとアンジェラは付き合っているのですが!)

このエピソードの見どころは、ジムの家でパムがジムの寝室を見つけて二人で部屋で話すシーン。ジムを椅子に座らせて、ジムがそこなら私はこの辺ね、とオフィスでの位置関係を再現してパムがベッド脇の椅子に座ったり。ジムの卒業アルバムを見つけてはしゃいだり。(この卒業アルバムの中のジムの写真は、ジムを演じるジョン・クラジンスキーの本物の卒業アルバムから取ってきた写真だそうです!)

二人は仲良しの同僚ですが、婚約者のいるパムに片想いしているジム。好きな人が自分の部屋にいるというシチュエーションに嬉しそうにしている様子がリアルで、見ているこっちもニヤニヤしちゃいます。

ちなみにアンジェラ役のアンジェラ・キンジーも、他のキャストも、ドワイトとアンジェラが付き合うことは聞かされておらず、このエピソードの台本読み合わせの際に知ったそうです。

ジムパムも気になりますが、ドワンジェラの今後の展開も気になりますね!


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