ジ・オフィス シーズン3エピソード3「クーデター」
さっそくこのフレーズが出てくるシーンを見てみましょう。
このエピソードでは、毎週月曜日、業務時間中に従業員を会議室に集めて映画鑑賞会を開催するマイケルに痺れを切らしたアンジェラが、密かに社内恋愛をしている相手ドワイトに対してマイケルの上司であるジャンに直接交渉してマイケルの支社長の座を奪うようけしかけます。
マイケルの忠実な部下であるドワイトは最初は拒むものの、実行に移してジャンと密会して自分が支社長をやるべきだと提言します。
密会の後、ジャンはマイケルに電話し報告します。そして「自分の部下くらいコントロールしなさい。」と叱責するのです。
そこでマイケルは、ドワイトや他の従業員たちに嘘をつき「ジャンから電話があって自分は降格になった。ドワイトが後任だ」と報告します。
すっかりその気になったドワイトは、あれだけ忠実に尽くしてきたマイケルに対しても横柄な態度を取り始めます。
そして、マイケルは、種明かしをします。自分がマイケルを裏切ったことをマイケルに知られていたと知ったドワイトは、平謝り。
Dwight: I promise I’ll never betray you again. What can I do, Michael? What can I do?What can I do? What can I do? What can I do?
Michael: You can get up.
Dwight: What?
Michael: Get up. And you can hug it out, bitch.
(Michael’s talking head)
Michael: Hug it out, bitch. That is what men say to each other after a fight. They hug it out. And in doing so, they just let it go. And walk away. And they’re done.ドワイト: 二度と裏切らないと約束します。(許してもらうには)何をしたらいいですか?何をしたらいいですか?何をしたらいいですか?何をしたらいいですか?何をしたらいいですか?
マイケル: 立つんだ。
ドワイト: なんですって?
マイケル: 立つんだ。そしてハグして仲直りするんだ、ビッチ。
(マイケルのトーキングヘッド)
ハグして仲直りしよう、ビッチ。男は喧嘩の後、お互いにそう言うんだ。ハグして仲直りする。そうしたら、もう水に流すんだ。そして立ち去る。それで終わりだ。
と、言ってる割には、ドワイトに “Liar” (嘘つき)という札を首から下げさせてオフィスのど真ん中で椅子の上に立たせるという罰を与えています(笑)
毎週月曜にオフィスで映画を見るなんてクレイジーなことをしているのはスクラントン支社だけかと思いきや、ジムが異動したスタンフォード支社では “Call of Duty” というゲームをオフィス中の人がやって遊んでいるのも可笑しくて笑ってしまいます。
そして、ラシダ・ジョーンズ演じるカレンがシーズン3エピソード1の初登場時より、綺麗になってませんか?パム役のジェナ・フィッシャーとアンジェラ役のアンジェラ・キンジーのポッドキャスト “Office Ladies” によると、実はもともとカレンはあまり見た目とか気にしない(エピソード1のカレンはメイクも薄く、前髪をピンで止めてたりします)仕事人間でジムに対して意地悪なキャラという設定だったらしいのですが、方向転換したそうです。
ジムとカレンの仲の今後の展開も気になりますね!
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