ジ・オフィス シーズン3エピソード4「グループ・セラピー」より
さっそくこちらのフレーズが出てくるシーンを見てみましょう。
このエピソードでは、マイケルの元上司であるエド・トラックが事故で亡くなったとの知らせが入ります。
自分のポジションの前任者でもあるエドにいつの間にか自分に重ね合わせ、従業員たちがあまり悲しんでいる様子でないことに腹を立てるマイケル。そして、トビーが今朝、ビルのガラスに飛び込んで死んだ鳥の話をすると、その鳥のためにお葬式をやろうと言い出します。
鳥の棺桶用に箱を用意しておくよう指示されたドワイトが受付で箱を探すシーンです。
Dwight: I need a box. I need a box, a small box, not too confining.
Pam: Is it for the bird?
Dwight: Yeah.
Pam: I have it covered.
Dwight: Oh, thank you.
ドワイト: 箱が必要なんだ。小さくて、でも狭すぎない箱が必要なんだ。
パム: 鳥用に?
ドワイト: ああ。
パム: 用意してあるわよ。
ドワイト: おお、ありがとう。
パムのちょっとした表情から、パムだけはマイケルがエドの死に自分を重ね合わせていることに気づいていることがわかります。そこで、他のみんなは乗り気ではない中、パムは鳥のために美しい棺桶を作っていました。お葬式では詩の朗読もします。内容は、一見鳥のことを言っているようですが、マイケルを慰める内容です。
一方、ジムの異動した先のスタンフォード支社では、カレンが上司のジョシュに怒られジムが今日一日カレンの監督をするよう命じられます。しかしジムはカレンの仕事に口出しするどころか、休憩室の自販機にカレンのお気に入りのポテトチップスの味が品切れになっていたことから、スーパーやメーカーにまで電話し、見つけるまで仕事はしないぞ、と言い出します。
カレン演じるルシダ・ジョーンズは、カレンとジムが恋仲になることでThe Officeファンに嫌われることを恐れていたそうですが、上司に怒られた日にこんなことしてくれる同僚がいたら(しかもかっこいい)、そりゃあ好きになっちゃいますよね。
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