The Office S2:E4 “The Fire” | ビジネス英語(電話応対)

The Office(ジ・オフィス)

ジ・オフィス シーズン2エピソード4「ボヤ騒ぎ」

以前、こちらの記事で、The Officeはオフィスが舞台であるものの、あまりビジネス英語の勉強にはならないかも・・・と書きましたが、今日はビジネスで使える英語を少し紹介します。電話応対です。

まずは、掛かってきた電話を取る時は・・・

Dunder Mifflin, this is Pam?
ダンダーミフリンです、パムと申します。

“[会社名], this is [自分の名前]?” でばっちりです。

“[会社名], this is [自分の名前] speaking?”

でもいいですね。

私がアメリカの会社で働いていた時は、

“Hello, [会社名]?”

とも言っていました。

疑問文のように語尾を上げて言うことが多いように思うので「?」をつけました。

続いて、こちら。

Can I ask who's calling?
どちら様でしょうか?

電話を取った際に相手が名前を名乗らずに「XXXさんいますか?」などと聞いてきた時に使えるフレーズです。電話を取り次ぐには、「XXXさん、OOOさんから電話です」と相手の名前を伝える必要がありますので、相手が最初に名乗らなかった場合は聞きましょう。

上記は、受付のパムが実際に言っているセリフですが “Can I 〜?” という表現はちょっとカジュアルすぎるようにも感じます。ビジネスの場では “May I 〜?” を使った方が安全でしょう。

“May I ask who’s calling?”

さらに please をつけると、より丁寧ですね。

“May I ask who’s calling, please?”

これでばっちりです。

では、パムの電話応対のシーンを見てみましょう。

Dunder Mifflin, this is Pam? … Sure. Can I ask who’s calling? …Just a second.

ダンダーミフリンです、パムと申します。…承知しました。お名前を伺ってもいいですか?…お待ちください。

(ビジネスシーンなので丁寧な日本語に訳しましたが、実際はパムはけっこうくだけた表現を使っていますね。)

そして、この電話の相手、シーズン1の最終話「美人セールスウーマン」で登場したケイティ(演じるのはエイミー・アダムスです!)がジム宛てにかけてきた電話でした。

パムには婚約者がいるものの、ジムとケイティの仲も気になる様子。電話の後、「直通電話を教えればいいじゃない」と、ジムにちょっと嫉妬まじりに伝えます。

さて、このエピソード、オフィスでボヤ騒ぎがあり、全員駐車場に避難します。

パム役のジェナ・フィッシャーとアンジェラ役のアンジェラ・キンジーのポッドキャスト “Office Ladies” によると、駆けつけた消防員を演じているのは、ロサンゼルスの本物の消防員だとか!ユニフォームは、スクラントンの消防隊のユニフォームを再現して作られているそうです。(舞台はペンシルベニア州スクラントンですが、撮影はロサンゼルスで行われています。)

そして、このボヤ騒ぎの原因を作ったのは、ライアンと判明。

マイケルがライアンをかわいがっていることがおもしろくないドワイトは、そうと知って大喜び。歌まで作ります。このエピソードを見た後はしばらくこの歌が頭から離れなくなるでしょう(笑)

歌の箇所だけでも楽しみたい方は、こちらからどうぞ。(フィリスは踊り出しちゃうし、隣でスタンリーは顔を隠してたぶん笑っちゃってますね)

RYAN STARTED THE FIRE! – The Office US

Ryan started the fire!!


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