ジ・オフィス シーズン3エピソード5「営業入門」より
“cry one’s heart out” 気の済むまで泣く
“eat one’s heart out” 悲痛な思いをする
“play one’s heart out” 徹底的に遊ぶ
のように使われます。
ではさっそく、このエピソードでの使われ方も見てみましょう!
ジムの働くスタンフォード支社で、キーキーと音を立てる椅子がひとつあります。もともとジムにあてがわれていた椅子ですが、いつの間にかジムはカレンの椅子と交換します。
それに気づいたカレンは、なんとかジムから奪い返そうとしますが、ジムはなかなか席を立ちません。
そこで、アンディに協力を依頼しました。
Andy: (ジムに向かって)Hey Big Tuna, can I talk to you for a second?
Jim: Sure.
Andy: Can you stand up and talk to me over there?
(沈黙)
Karen: That’s it? That’s what you came up with?
Andy: I’m acting my hear out here.
Karen: Really.
Andy: Yeah. Really. You asked for my help, so I helped.
アンディ: ビッグツナ、ちょっと話せるかな?ジム: もちろん。
アンディ: 立ち上がって、こっちで話せないかな?
カレン: それだけ?それしか思いつかなかったの?
アンディ: 全力でやってるよ。
カレン: 本当に?
アンディ: ああ、本当だよ。君が助けを求めたから、助けたんだ。
このエピソード、いろんなサイドストーリーが詰まっていて笑いどころ盛りだくさんです。
- ドワイトが派遣社員のライアンを初めての営業アポ同行させるはずが、シュルート家の農場「シュルート・ファーム」に連れて行きます。そしてドワイトの謎のいとこモーズも登場。(モーズを演じているのはThe Officeの脚本家の一人でもあるマイケル・シュアーです)
- スクラントン支社が入っているビルで年に一度の恒例行事「プレッツェル・デー」が開催されプレッツェルが無料で配布されます。いつもやる気がなくマイケルの言うことを全く聞かないスタンリーが唯一やる気を出す日(ただし仕事に対してではなくプレッツェルに対して)です。珍しくマイケルともプレッツェルに関しては意気投合。
- 前述のスタンフォード支社での椅子奪い合い。(ちなみに最初にカレンが、ジムが椅子を交換したことに気づいたシーンのバックグラウンドでは、受付でシャツの袖をまくった男性が受付の女性と雑談しています。これは、ジムパムオマージュだそうです!※ジムはスクラントン支社時代にいつもシャツの袖をまくっていました。スタンフォード支社でのNewジムはまくっていません。)
- シュルート・ファームに拉致した後、本当に営業に出かけるドワイトとライアンですが、営業は大失敗。腹いせに二人で卵を営業先のビルに投げつけ、二人で飲みに行きます。それまでライアンのことを “Ryan the temp” (派遣社員ライアン)と呼んでいたドワイトが「ライアン」と名前で呼びます。
そして、いろいろ詰まっているものの、最終的にはこのエピソードはジムパムのエピソードなのです。シーズン3で初めてのジムパムの会話です。最後までしっかり見てください!
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