大坂なおみ選手、優勝しましたね！
自身4度目のグランドスラムタイトル。しかも、グランドスラムで決勝に進んだら勝率100%でここまできています。すごい。
今大会、こちらの記事で紹介したムグルッサ選手との試合が唯一の接戦となったくらいで、危なげなく勝ち続け、決勝もストレートセットでアメリカのジェニファー・ブレイディーを下しました。
さて、決勝戦の記者会見を見てみましょう。
A few weeks ago you said that as long as she was playing, Serena was the face of tennis. Do you think that this win and, well, maybe the win on Friday has begun to shift that at all?
数週間前、セリーナ・ウィリアムズが現役でい続ける限り、彼女がテニスの顔だと言っていましたね。今回優勝して、それかもしかしたら金曜日の準決勝でのセリーナに対する勝利で、その考えは少しでも変わりしましたか？
という質問に対して、少しも迷うことなく、
No. Not at all.
いいえ。全く。
ピシャリと言い切り、ニコっと笑顔を見せました。かわいい。そして変わらずセリーナをリスペクトし続ける様子に強ささえ感じます。3:39頃に注目です。
続いて、これから成し遂げたいことは？と聞かれて。
For me, I feel like the biggest thing I want to achieve is, um, this is gonna sound really odd, hopefully I play long enough to play a girl that said that I was once her favorite player or something. For me I think that’s the coolest thing that could have ever happened to me. I think I have those feelings of, you know, watching my favorite players, unfortunately I didn’t get to play Li Na, but um, yeah I think that’s how the sport moves forward.
リー・ナは2014年に引退した中国出身の元プロテニス選手。アジア人初のグランドスラムシングルス優勝者でもあります。リー・ナに言及する時少し微笑んでいるのが、またかわいいですね。本当に好きなんでしょうね。
さて、そんな大坂の憧れセリーナ・ウィリアムズについても触れておきましょう。
今年の9月で40歳になるセリーナ。これまで23回グランドスラムでの優勝経験があります。出産後、ツアーに復帰してからグランドスラムでは4回決勝戦に進んでいますが(これだけでも十分にすごいのですが)、あと一歩のところで優勝に届きません。
セリーナにはどうしてもあと1回、なんなら2回優勝したい理由があります。
それは、マーガレット・コート選手のもつ「24」というグランドスラム優勝回数の記録です。
私は、今回の大会、セリーナは相当自信があったのではないかと思います。
一目見て身体をがかなり絞り込まれている印象を持ちました。コートでの動きもこれまでよりもスムーズで安定しており、相当なトレーニングをして準備をしてきたんだな、と感じさせました。
そして、今大会で常に身につけていたネックレス。
“Queen”
という文字をかたどっています。
「私が女王よ！」と自らを鼓舞しているのでしょうか。かっこいい。
5度目の正直で、今度こそ優勝を！という思いは、間違いなく強かったはずです。
ところが大坂との準決勝ではミスも多く、ストレートセットで敗れてしまいました。そして試合後の記者会見では、ついに涙が堪えきれなくなり途中で切り上げてしまいました。これは、見ている側もheartbreakingでした。
Anyways, 大坂選手の話をするつもりがすっかり脱線してしまいました。大坂選手、本当におめでとうございました！
グランドスラムが全て見られるのはWOWOWだけ！
